2月12日 フリースタイルダンジョン解説/前半 『モンスターVSブラックモンスター開幕!』初戦は高ラ優勝者対決!
フリースタイルダンジョン解説一発目から超豪華!!!
なんと今回は……
『モンスターVSブラックモンスター 10対10勝ち抜き戦!』
なんだか分らんが凄そうだぞ!!
(フリースタイルダンジョンそのものの解説はまた違う記事でやるとして……)
二代目モンスター+α(おそらく初代?)の10人と対するのは
過去好成績や好勝負を残したチャレンジャーを中心に結成された
ブラックモンスター10人!
まずモンスター側のメンツは
・裂固
・ACE
・崇勲
・輪入道
・FORK
・般若
・???
・???
・???
の十人となっています!SNSでの???マーク3名の予想は、年始特番にも出た漢 a.k.a GAMI、DOTAMA、R-指定の初代3名ではないか?という声が多かったです!
対するブラックモンスターは
・Novel-Core(ex.core-boy)
・じょう
・ミステリオ
・9for
・SAM
・ID
・peko
・CIMA
・BASE(初登場)
・晋平太
の10名!
初のダンジョン制覇者晋平太
般若戦の経験がある、じょう、peko
ダンジョンでの1on1の戦績は8戦7勝1敗(R指定に敗北)かつ2代目には無敗のCIMA
vs2代目で印象的なバトルを残したミステリオ、SAM、ID、9for
チャレンジャーとしての登場回でいまいち本領発揮できなかったNovel-Core
そして満を持しての登場!!BASE!!!!
高ラ優勝枠が多すぎる気もしますが……
まーそこは甘んじて受け入れても納得のメンツ!!!
軽いネタバレになるのですが、ブラックモンスターが三代目という言葉を重ね重ね使っているあたり、ブラックモンスター側から三代目ダンジョンモンスターが選抜される可能性があるかも……とにもかくにも!
モンスターチームVSブラックモンスター開幕!
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◇初戦は二回目となるNovel-Corevs裂固 リベンジに燃えるNovel-Coreを前回同様 裂固が迎え撃つ!
今回の特別ルールとして
・勝利したモンスターはその場に留まり、次のモンスターを迎え撃つ勝ち抜き戦。
・先攻後攻の選択はチャレンジャーという立場ではないので、ジャンケンで勝った方が決める(ジャンケンで負けた方がラウンド2の先攻後攻の選択権がある)
とのことです!
初戦は
Novel-Corevs裂固
Novel-Coreは過去に高校生ラップ選手権12回大会で優勝
ラップをはじめて1年足らずでベテランMCのPONY撃破している若手実力派MC
動画はこちら↓
スキルの高いライミングと若手らしからぬ相手の矛盾を突く冷静なスタイルで難敵を倒してきました。
前回チャレンジャーとして登場したNovel-Coreは4the season REC6-1 初戦にて同じく高校生ラップ選手権優勝者の裂固と対戦。
結果は裂固のラウンド1クリティカル勝利でした。
調子が良く確実に倒しにきたバイブス満タンの裂固に完敗。思うような結果が出なかった中でのリベンジマッチとなります!!
しかし相手は年始特番、VSレゲェRECから勝ち星を重ねている現在絶好調の裂固。そうは問屋が卸さないでしょう!
Round 1
(Face to Face / Mr.Beat a.k.a DJ CELORY)
裂固
『まずは開幕 一言 言わせてもらうけどブラックモンスターって言ってるけど お前から黒さは全く感じられねぇな』
『このクソ勘違い野郎 お前のどこがCoreなんだ?教えてくれや』
じゃんけんで勝った裂固は先攻からパンチラインを浴びせまくり!
上記の小節の間に裂固らしい下位層(aiiou)でのライミングを入れながら~クソ勘違い野郎に繋げるのですが、注目していただきたいのは上記の最初と最後の小節。
最近の裂固のバトルスタイルの特徴はパンチラインにあると思います。
以前は韻を重視しすぎて全体を見ると少し相手への核心は突けていませんでしたが、最近はパンチラインの中に韻を散りばめるスタイルに変わってきています。
また今度、裂固の個別記事でも言及しますが、これは最近無敵状態の呂布カルマに近い戦い方かなと思います。
上記の裂固ラインも呂布カルマにすりかえるとまるで呂布カルマがパンチラインを浴びせているようにも聞こえます(たぶん笑)
ほぼ全小節のケツで盛り上げまくった裂固!対するNovel-Core!
Novel-Core
『年始の特番の時にじょう君に対して 後輩相手に「サンプリングとか音源の話でマウント取るとダサい」って言っていたけど それって裂固君の事なんじゃないですか?』
裂固のアンサーをせず話をすり替えた印象です。
戦術的にはすり替えでパンチラインを持ち込むのはありなのですが、相手のパンチラインを更に凌駕しないと難しいイメージがあります。
しかも年始特番での裂固は調子も良かったので、悪いイメージはほとんどありません。むしろブーメランで味方のじょうは年始特番で良い戦績は残していないので、
この策は正直得策ではなかったでしょう。盛り上がりもあんまりでした。
裂固
『まぁお前がそう思ったなら別にいいけどな 俺の芯は全くブレた事ねぇよ』
裂固のこの避け方は上手いなと思いました。
何故ならこの戦い方はFORKが得意な一応返事はするけど「知らねぇ」戦法だからです。パンチラインと同じく上記のラインもFORKが言いそうじゃないですか?(たぶん笑)
Novel-Core
『お前みたいな奴は覚悟足んないぜ なんなら俺にやらせろよ三代目』
Novel-Core万事休すと思いきや、最後に落としたこのラインが大盛り上がり!
ラウンド1の結果は3:2で裂固の勝利!!
ラウンド2。 Novel-Coreは後攻を選びました。
Round 1
(SUKIKATTE feat.DOGMA.漢 a.k.a GAMI.LIBRO/PONY)
裂固
裂固がスタートからSUKIKATTEのサンプリングで会場を上げます!続いて、
『お前マジで誰かに言わされてるような事しか言わねぇ 上からふんぞり返ってりゃいいぜ』
とNovel-CoreがオーガナイザーのZEEBRAのレーベルに所属している事をチラつかせます。これは正直トラップでした(笑)
続く印象的なローカルライン→討伐隊→モンスターなりに楽しむ音楽会
で締め、間接的に三代目モンスターへのアンサーをします。
Novel-Core
Novel-Coreのターンですが、裂固へのアンサーで『ZEEBRAに飼われているわけではない』『誰かに操作さているわけじゃない』と言いました。
この時裂固、ワイプに抜かれている崇勲。明らかにしてやったり顔。続いてNovel-Coreは、
続いて呂布カルマにやにや!(笑)
あくまで主観ですが(ここ重要!)Novel-Coreの弱点は18歳でZEEBRAのレーベルに所属していますという、彼から滲み出る「ドヤ感」で、それが原因でプロップスを下げていると個人的に思います(笑)
その証拠に裂固がZEEBRAの名前を出していないのにNovel-Coreから出しちゃっています。こここそ無視した方がよかったかと。
しかも『ZEEBRAと俺がお前らを飼いならしている』というラインもジャイアンのスネ夫。ZEEBRAのNovel-Core感が出すぎちゃっています。
その後は平行線でNovel-Coreは返せず、
ラウンド1の結果は3:2で
裂固の勝利となりました!!
確か前回もZEEBRAの話を出して負けた気がします(笑)Novel-Core!好きなのに勿体ない!!
◇HIPHOPほど普段の立ち振る舞いが如実に表れる音楽はない
これにつきますね。SNSでの影響もあって普段の発言、行動は今まで以上に人目に晒されます。ヘッズは噂を聞き勝手に期待したり失望したりします。
残念ながらNovel-CoreのSNSでの発言などはヘッズから賛否、主に否だと思います。
普段の生き方。つまりリアルであるかどうかが難しい、故に面白いのがHIPHOPだと改めて感じさせられました。
皆さん。SNSでの発言は慎重に(笑)
次回ダンジョン考察は裂固vsじょう!!
ちょっと待っておいてくれメーン